この記事を書いた後も37℃後半の熱が続いていました。
熱の原因が分からず、上司から他の病院に行けと言われたので自宅近くの日赤病院に紹介して欲しいと頼みました。
今年のGWの夫の帰省はコロナ自粛のため悩みましたが12連休+有給でハリネズミ達の世話やらもしに帰ってきてくれました。
4月26日在来線も新幹線もほぼ貸し切り状態だった様です。
4月27日月曜日
朝9時に再診です。前回の血液検査でも特に自己免疫も問題なかった様です。先生がいきなり「造影CTを撮りましょう」と
(え?朝ご飯食べて良いってなってたから食べちゃったよ?食べてから何時間だ??)
普通造影CTは検査4時間前から絶食、2時間前から絶飲食です。この日たまたま夫が早朝から腹へりで朝5時にご飯を炊いて起こしに来たのでギリギリなんとかなります。
うちの病院には画像診断してくれる医師が何人も常駐しているので撮影後速やかに結果が出ました。
更年期のせいかブクブク太り出したため立派な脂肪肝です❗(笑)
問題は以前から有る子宮頚部の多発嚢胞病変です。これについては子宮頚部多発嚢胞カテゴリーに経過を書いてますが数年前から嚢胞の存在は分かっており、経過観察中でした。
2月に撮った最新のMRIでは何も変化有りませんでした。癌化も分かるMRIです。なのに?
嚢胞とは中身が液体なので充実しているのは癌の疑いが有ります。
長引く微熱、CRPの上昇。これは癌からでも認められる所見ですが娘も自分と同じ症状だったので直接は腫瘍と熱は関係無いと思います。
しかし放置も出来ず明石の癌センターはやはり遠く最近は通院してなかったので日赤病院の婦人科に紹介して貰う事になりました。(MRIは院内の外科の医師に頼みオーダーしてもらってました)
先生が外注で出してる採血の結果が揃えば書いてくれる予定に。
4月28日火曜日
4週間続いていた熱が下がりました!夫が仕事に復帰する前にちょっと散歩して体を慣らす様に言うので毎日散歩を始めました。
4月30日木曜日
この日は車で少し走り大きめな公園に行きました。
抜ける様な青空、広い敷地に小山。とても気持ち良く過ごし帰路の運転中に見知らぬ番号から二回電話が有りましたがそのまま出ずに運転して居ました。
母からも、挙げ句仲良しのスタッフからも電話がかかってきたので路肩に停めて電話に出ると先日の外注の検査結果が出たので先生が直接話すからと。
何の項目の採血を出していたか知りません。
先生から電話です。「結核が陽性だから排菌してないか検査が必要です。それが出ないと結核陽性の人を産婦人科に紹介出来ません。」
え?結核?何のこと?
いきなりで理解不能ですがとりあえず病院に行く必要は有るみたいです。
排菌しているかどうかは喀痰で検査しますが全く痰が出ません。痰が出ない場合は鼻から管を入れて胃液を採取します。痰が出ないのでそれしか仕方ありません。
確かに熱が継続する疾患に結核も有りますがこんなに丸々した結核患者(・_・?)腑に落ちません。
陽性になったのはTスポットでした。
https://www.kenko-chiba.or.jp/kensa/t_spo.html
Tスポットとはより引用
昔はツベルクリン反応をしていましたがBCGの影響を受けやすく最近は採血で結核の感染を調べる様ですが、医療従事者は一般の方より3割ほど結核に感染する割合が高いです。
Tスポット検査で陽性が出ても何時頃感染したかは分かりません。最近なのか何年も前なのか?
自然陽転と言いますが、結核患者さんから結核菌を吸い込むと結核菌に感染します。
吸い込んだ人すべてが感染する訳では有りません。9割の人は免疫力で排除します。
潜在性結核感染症治療指針が策定されましたから引用
感染しても又9割の人は発病せずに終わります。その場合潜在性結核感染症(LTBI)と呼ばれます。
一度体内に入った結核菌は体内で眠りにつき、体力が弱った時に発病します。
発病しているかどうかを胸部レントゲンや喀痰検査で診断します。
今一緒にいる夫の事。ハリネズミの事。同じ症状の娘の事。病院に向かいながらどうしたら良いか考えます。
先ず他院で勤務中の娘に連絡してとりあえず上司に伝えて指示を仰ぐ様に電話をしました。娘は私の結果が出るまで自宅待機となりました。
夫を家に下ろして病院の感染外来の駐車場で車に乗ったまま胃菅をいれ胃液の採取を受けました。痛いけどそんな事も言ってられません。
夫をどうするか?
帰ってもらうか?
先ず咳もなく痰も出ず胸部レントゲンにも異常が無いため排菌しているとは思えませんが最悪入院も念頭に入れておかねばなりません。
ハリネズミ達のお世話が一番問題ですがもしも入院するなら夫が連れて行く事になりました。関西から北関東迄かなり遠いですが致し方有りません。
自分の中では納得して居ませんでした。今回の熱が結核感染によるものとは思えず発病もしているとも思えませんでしたが結果を待つしかありません。
5月1日金曜日午後
先生から電話があり排菌していないため潜在性結核感染症の段階なので服薬治療をするかしないかと提示が有りました。
これは感染時期が確定出来ないため治療せず経過観察する場合も有るからです。
結核は国が直すように指定している疾患なので公費負担が有ります。
薬剤を半年位必ず飲みきらないといけません。途中で止めると薬剤耐性結核菌になりやすいからです。
ただ私の場合、もし婦人科で手術になると否応なしに休薬になります。
先ずは婦人科を受診してその結果の治療方針で内服開始を決めて貰う事になりました。
何時感染したか分からない結核菌ですがこれからの自分の状況を思うと発病する可能性が高いので治療しておくべきです。
4月1日に始まった熱がまさかこんなにオマケを連れて来る事になるとは…
婦人科に行くとまたあの痛い検査が待ち構えてるのかと思うと腰が引けますが仕方有りません。
喘息で全身麻酔時に気管支痙攣を起こしてしまうため安易に手術が出来ないんですが出来たらもうスッパリ子宮全摘して欲しいです(^_^;)
また婦人科受診したら報告致します。
夫も次々状況が変わる中でも変わらず、朝からスジカレーを作ってくれました。
感謝しか有りません。