感染症のとらえかた -発症と保菌の違いー


最近は人間以外にも感染した!って使いますよね?例えばPC等。
そもそも感染って何?今回はヒトの感染に関して。

 

定義

感染(infection)とは、微生物が、付着した場所で定着し、分裂・増殖することです。

微生物が、ヒトの排除能力(免疫など)を超えて侵襲するとき、「感染」が成立します。

生体にさまざまな障害が現れた場合、発病(発症)となり、この状態を「感染症」といいます。

(微生物について、細菌・ウイルス等の違いについてはこちらのサイトが分かりやすいく書かれてます
http://bari-goo.com/kenko-byoki/post-327/「微生物」「ウイルス」「細菌」「菌類」「バクテリア」の違い)

 

 

簡単に言うと、ばい菌が体に入ってきてばい菌が勝つと発病し、発病した場合のみ感染症と呼ばれます。
例えばい菌が入ってきても必ず発症する訳では有りません。ヒトの免疫力が勝ってばい菌が消える場合も有り、発病しないけど体に残る場合も有りこの場合を保菌と言います。

この保菌と言うとらえ方が混乱を招きやすい、分かりにくいのかなと思います。

 

 

 

保菌者(ほきんしゃ)とは

感染症の病原体を体内に保有しながらも、その病気を発症していない人のことを指す。病原体と本人の免疫力の均衡が保たれている状態で、臨床的な全身症状は見られないものの、菌は排出しており、他人への感染源となりうる。キャリアとも呼ぶ。

特に、症状がない人を無症候性キャリアと呼ぶ。症状がないため、無症候性キャリアの人と健常人は、外見上の区別は困難である。また、本人は病気を発症しておらず、無症状であっても、他人を感染させるリスク は持っている。無症候性キャリアに対して、症状がある人を症候性キャリアと呼ぶ。

 

 




 

 

そして、ここが大事な所です。

保菌者の種類   保菌者には、以下のような種類がある
・一度も発病していない健康な保菌者(健康保菌者)
・予防接種後の保菌者(免疫保菌者)
・体内で菌が増殖しつつあり、時間の経過とともに症状が現れる可能性のある前期保菌者(前期保菌者)
・病気から回復し、臨床症状は治まっているものの、菌を排出している回復期の保菌者(病後保菌者・回復期保菌者)

 

 

普通は感染して発症した場合、感染源となり得ますが、水疱瘡(みずぼうそう)のように1度発症してその後体内に水痘ウイルスが残り、免疫力が弱ると帯状疱疹として自分だけに症状を起こし、ヒトには感染力のなくなる場合も有ります。

 

又、近年虫歯の元と言われている細菌(ミュータンス菌)。虫歯菌は口移し、スプーンやお箸の共用などによって移るので、幼少期に両親から感染することが多くなっています。そのため、両親に虫歯が多いと、子どもも虫歯のリスクが高くなることが多いのです。この虫歯菌はキスでも移るため「EBウイルス感染症」と混同されたりしがちです。

 

生物の口腔内にはもの凄い種類の菌が居ます。でも普段、何も起こりませんよね?虫歯は出来たりしますが。

 

子供に感染させたくないからと言って最近は極度に避けたりしてる場合が有りますが、EBウイルスに関しては幼い時に感染した方が軽症で済み、思春期以降に感染すると重篤になりやすい病気の1つです。他にも、妊娠初期に風疹に罹った場合、胎児に視覚障害、聴覚障害、発達障害、心臓疾患になるリスクが90%と言われてます。おたふく風邪の場合、成人男性が罹ったら約1〜3割の人に起こる睾丸炎(精巣炎)を発症し、発症した約1割に人が無精子症となり不妊の原因となります。

 

 

無暗に感染が!感染が!と恐れるより、ヒトは有る程度幼い時に感染してる方が大人になって感染するより軽症ですむ病気は沢山あります。勿論ワクチンで予防出来る病気も有ります。先にあげた予防接種後の保菌者(免疫保菌者)がそれにあたります。

 

 

ヒトが生きて行く上で感染は避けられません。如何に上手く感染症と付き合うか?HIV等の治療法が確立していない感染症以外でも感染症は軽症で済む場合、重篤になる場合が有ります。

 

又、そのウイルスの病状が良くなったと思っても神経に感染していた場合、のちにギランバレーや、フィッシャー症候群等の病気を起こしたり、髄膜炎を起こしたりもします。

 

ただ可能性の問題なので必ずしもそうなる訳では無いのは経験上お分かりですよね?

 

感染を予防する事も大事。かかる事も時には必要。発症したら早目の治療。

ワクチンにも副作用も有りますがメリットの方が多いから多くの方は受けると思います。正しく理解して選択する事。メリット、デメリットを知る事。

 

基礎体力をつける事も大事です。食中毒等、同じ食事をしても発病する、しないは、基礎体力でも違うとも言われます。
又、既に何らかの病気が有る方と無い方でも罹患率は違います。小児と大人でも違います。

 

知らないで不安になるより、キチンと知る事が1番大切ではないでしょうか?
良く風評被害等もメディアに流れたら起きやすいですが何でも鵜呑みにせず、知る様にして頂けたら幸いです。1部だけを見るのではなく、可能性の話だと知って頂けたら。100%大丈夫とは中々今の時代言えない事ですので。

 

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