なんとなく聞いた事が有るかと思います。血液が○○
先日献血に行ったらまたも言われました、血液が濃いい!!毎回言われてる(´・ω・`)
秋の健診も終わった方もおられると思いますので今日は血液について。

「血液が濃い」それってホントはどういう意味?




血液とは

赤血球
赤血球は、細胞成分のうちで圧倒的に多い(約96%を占める)血球成分です。その数は血液1μL中、男子で約500万個、女子で約450万個あり、そこに含まれるヘモグロビンが、からだの各組織に酸素を送り届けるとともに、各組織でできた炭酸ガスを肺に持ち帰る働きをします。貧血は、主にこのヘモグロビンが減少するために起こる病気です。

白血球
白血球は、血液1μL中、4,000~9,000個程度あり、体内に侵入してきた細菌、ウイルス、有害物などを取り込んで食べてしまい(貪食作用という)、私たちのからだを病気から守ってくれる重要な働きをしています。

血小板
血小板は、血液1μL中およそ15万~40万個あります。血小板の大事な役割は、出血を抑える作用(止血)です。

血漿
血漿は、各種タンパク質、ブドウ糖、脂質、金属イオン、電解質、ホルモン、ビタミンなどを含んでいる液体です。その中で特に重要なものは、アルブミン(アルブミンは血液の浸透圧維持やいろいろな物質の運搬に大きな役割を果たします。)、免疫グロブリン(免疫グロブリンは病原体などに抵抗して私たちのからだを守ります。)、多種の血液凝固因子(血液凝固因子は出血を止める重要なタンパク質です。)などのタンパク質です。

血液が濃いって?
「血液が濃い」とは、「赤血球の数が多い」という意味です。また赤血球数は、健康状態を表すバロメーターのようなもので、多すぎても少なすぎても体に悪い影響があります。

そして、赤血球が少なく不足してしまうと貧血になり、増えすぎて血液が濃い状態になると、「多血症」という病気になってしまいます。赤血球が増えすぎると、血液がドロドロになってしまい血流が悪くなってしまいます。

血液が濃くなる原因

赤血球が増えて血液が濃くなる病気である多血症には、「絶対的多血症」と「相対的多血症」があり、それぞれ原因が異なります。

絶対的多血症

絶対的多血症には、赤血球が増える原因が不明な「真性多血症」と、病気が原因で赤血球が増加する「二次性多血症」があります。

真性多血症

真性多血症は、原因は不明なのですが、赤血球を作る機能が盛んになり、必要以上に赤血球を作ってしまうことにより起こります。また、赤血球だけでなく白血球や血小板なども増えてしまうことから、骨髄の異常増殖性の病気ではないかと考えられています。
真性多血症は、頭痛やめまい、顔がほてる、のぼせる、耳鳴りなどの症状があります。

中年の男性に多くみられ、癌や感染症などを併発してしまうこともあるので注意が必要です。

二次性多血症は、真性多血症とほとんど同じ症状が現れますが、原因になる病気によって症状が増えることもあります。

二次性多血症は、喫煙者、心臓や肺の病気のある人、高地居住者など酸素不足になる人に多くみられ、酸素不足になると「エリスロポエチン」という赤血球を増やすホルモンの濃度が濃くなるため多血症になります。

そして、殆どの場合はこれ!
相対的多血症

相対的多血症は、赤血球の数は変わらないのですが、血液中の水分量が減少し、赤血球の割合が高くなってしまうことが原因で起こる多血症のことです。

血液中の水分量は、下痢や嘔吐などが原因で減ってしまいます。

またストレスが溜まると、血管を収縮させる「アドレナリン」というものが分泌しますが、このアドレナリンにより血管が収縮してしまい、血液中の赤血球の割合が多くなることで発症するものは、「ストレス多血症」と呼ばれています。

血液が濃い場合の対処法

しっかり水分補給をする

血液中の水分が不足してしまうと、赤血球の割合が多くなって血液が濃くなるので、多血症につながってしまいます。
そこで特に運動や入浴時、また嘔吐や下痢などの症状があり水分不足になりそうな時は、しっかり水分補給するようにしましょう。飲酒する人は、飲酒による脱水で血液が濃くなります。お酒は水分ですが水分補給にはなりません。

禁煙する

タバコを吸うと酸欠状態になってしまうため、酸素を全身に運ぶ役割のある赤血球は増えてしまい、血液が濃くドロドロになってしまうので、多血症を悪化させてしまいます。
なので、血液が濃いと言われた時は禁煙するようにしましょう。

病院を受診する

赤血球が多くなり血が濃くなる多血症は、自分ではなかなか治すことができません。
なので「血液が濃い」と言われた時は、できるだけ早めに病院を受診し、検査などをしてもらい、治療の必要があればしっかり治療を受けるようにしましょう。

献血もお勧めですよ(´・ω・`)
暫くはサラサラになります。献血前に比べたら血液が一時的に薄くなるので。ただ、このサラサラは一般的な意味とはちょっと違います。

血中脂質(血中脂質とは、血液の中に溶け込んでいる脂質のことを言います。悪玉コレステロールや善玉コレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)などがあります)などが適正であると血液はサラサラといわれますが、ヘマトクリット値が低くても血液の粘性は低くなるため、血液サラサラ=健康と短絡的に解釈すべきではないのです。

つまり血液が濃い人は献血をする事により一時的にヘマトクリット値が下がり血液粘度が低下してサラサラになるので、血中脂肪が下がるサラサラとは違います。別のサラサラと考えてください。

普段、飲酒、喫煙していて赤血球が濃いと言われてる人に献血はお勧めします(*´ω`)
何時でも献血は不足してます。行ってみようかなと思っていただけたら幸いです。

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